摂食障害・・・

昨日の続き・・・・

高校2年生の夏休みから

ダイエットをはじめた・・・

とにかく食べない

食べない

食べない

 

夏休み1か月を続け

 

夏休み明けには

友達から

やせたねーって言われるように

 

でもお母さんはなにも言わなかった

 

ダイエットなんてやめなさいも言わなかった

 

もう食べることが怖くなっていたのに

 

ある日、

今まで我慢してきたもの

なんだったかは忘れたけど

ダイエットに大敵の揚げ物だったかポテチだったかスイーツだったか

なにかを口にした瞬間

ぶっ飛んだよね。

もう家中にあるものを食べ始めた

 

むしゃむしゃむしゃむしゃ

もうとまらない

 

食べ終わると

太ってしまう

自分なんてダメだって

 

そしてある時

太らない方法を見つけたんだ

 

指を入れて

吐く

ということを

 

文章にしたのははじめてで

もう20年以上前のことなのに

なんであの時のことをこんなに

鮮明に覚えているのだろう

 

この時から私は青春もできず

闇の中でなんとか生きていくしかなくなってしまったんだ

 

なんてもったいない

後悔なんて何度したことか

それでも死なないで生きてこれた

あの時の私を抱きしめてあげたい

よく頑張ったねって

大好きだよって

あなたはあなたのままでいいんだよって

 

吐くことを覚えた私は

アルバイトをしたお金を握りしめ

コンビニやスーパーで食糧を買い漁る

 

チョコ・ポテチ・菓子パン・お惣菜・ラーメン

マックにパスタに・・・

 

食べてる時だけ無心になれた

 

そして気持ち悪くなるほど食べて

トイレで吐く

 

ひどいときは1日2回とか吐いてたな・・

ほぼ毎日・・・・・

 

もう無理だ

誰か助けて

私を助けて

 

学校も休みがちになり

ネットの世界で半分以上生きている生活になった

 

そのころチャットがではじめて

そう、逃げ場があったのよね。

でもそれがあったおかげで

私は生きていけたのかもしれない

そのネットの世界で出会い系にもはまり

何人かの人とも会った

高校生ってだけで需要はあって

優しくしてくれる人とも出会ったけど

長くは続かなかった

そういう人と会うときだけは楽しかったけど

結局過食嘔吐はやめられず

どんどんどんどん泥沼に

 

学校を休みがちでも

留年はさすがにやばいし

とにかくぎりぎりで単位をとって

卒業はしないといけないことはわかっていた

 

赤点もとらないように

ぎりぎりの中で一番輝かしい高校時代を過ごしてしまった

 

学校では、明るい私でいないといけない

笑ってないといけない

元気な私でないといけない

 

でも家では

過食して嘔吐して

 

このギャップに

自分自身が疲れ果ててた

 

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